tiisanasabotennのブログ

サッカー大好きです。
やるのも好きですが、疲れるので見るほうが大好きです。
totoも予想したりします。2等は何回か当たったことがありますので、現在は1等当選を夢見ています。

出身地である水戸と鹿島を応援しています。
いつかJ1の舞台で水戸が戦う日が来るといいですね。

東アジア杯3連敗になりましたが女子頑張った

皆様こんばんは。


東アジア杯に合わせるかのように研修が入っており(←本当空気読めよ!)、日本女子代表の試合は今日初めて観戦出来ました。
ご覧になった方は既にご存知でしょうが結果は韓国女子代表に1-2の逆転負け…。


試合開始時間の気温は何と32℃以上!
これもうスポーツする気温じゃないですね。
ちなみに日本国内の7月27日から8月2日までの1週間で熱中症の緊急搬送者数は1万1672人だそうで…普段鍛えているアスリートとは言え、この環境での試合がいかに過酷かわかりますね。


選手の皆さん(対戦相手国の選手も含めてですが)、まずはお疲れ様でした、と言いたいです。


さて男女の試合を観て受けた印象は人それぞれだと思いますが、まぁ勝敗は別としてですが展開としては大体予想の範疇だったんじゃないでしょうか。
以前のtoto予想(782回)でもチラッと書いたのですが、あれだけ暑けりゃそりゃ後半は敵も味方も脚が止まりますよね。
だから放り込みが多くなる、上背がない日本はいつも苦戦するので…というような事を書いたのですが結局放り込みからの2失点で男子は屈してしまいました。


男子の試合、ネットのコメントでは結構辛辣な言葉が並び…まぁ期待の裏返しなんでしょう。
よく見るコメントでは大体「名古屋のFW2人がダメ」で「良かったのは遠藤と山口」が多かったですかね。
まぁでもこれは普段Jリーグ見てる人なら大体わかる意見じゃないでしょうか。
名古屋はポゼッション志向傾向にありますが、ほぼ機能していない。
パスの出し手もいませんが、受け手も適任じゃないから機能していないと思うのですが、そう言う意味では受け手の川又選手はポストプレイヤー向きじゃないって話ですよね。
あの右足から左足に持ち替えてシュートした場面は「うわっ、何してんの」って思いましたし、確かに追加点を挙げていてくれれば試合を決定づける得点になった可能性が高かったと思うので、非常に残念でしたが適材適所だったのかを考えれば、むしろ良くプレーしてくれたと思いますね。無論評価は悪くなりますけど。


永井にしてもクロスは何度もいい形で出せてましたし、彼のいた右サイドはほぼ破綻していない…遠藤の活躍もありましたが永井が攻守に上下動を繰り返した事も大きいのではないでしょうか。
対称的に日本の左サイドは数的優位を何度も作られていましたし、左右のWGの守備への貢献度の差が出た一面もあるのでは、と。
大体「スピードしかない」って酷評されてましたけど、そのスピードを活かせるポジション・役割じゃない気がしています(相手引いちゃうので)。個人的には彼を2列目で、若しくは思い切ってボランチで使っても面白いと思っています…あのスピードで中盤走り回られたら相手は嫌じゃないでしょうかね。
五輪時代から守備的FWみたいで実際守備もなかなかですし、攻撃の時後ろからあのスピードで飛び出されたら捕まえきれないんじゃないでしょうか。冒険しすぎですかね?


両者に関しては、慣れない役割をこなしつつ、ハードワークをこなしつつ決定機だけを決めきれず戦犯になってしまった…そんな印象です。決めていればMOMだったかもしれませんが、FWは過程はあまり評価されず結果だけを求められる恐ろしいポジションなんですよね…。


次に良かった山口選手。
まぁこれも予想の範疇でしょう。
スタメンは発表前から1人は決まっていたと思います。
コンディションに限って言えば彼が他の選手より良いに決まっている訳で…。
何故なら北朝鮮戦、彼だけJ2なので中6日、他の選手は中3日。


酷暑の連戦、中3日(しかも国外アウェイで移動日込み)、男女全試合を同じ会場のピッチで行う…あのですね、『怪我しますよ』?これじゃ。
この日程組んだの誰ですか??
特に国際試合の4日前にリーグ戦ってありえないですよね。


…とまぁ、こんな感じで不満タラタラなのですが要は①「適材適所ではなかった」。
しかし、これも②「日程やけが人を考慮すれば致し方なかった」(コンディション優先で選手を選ばなければならない一面もあるのでベストメンバーとは言えない)。
③「日程上コンディションのケアに充てなければならないので、戦術練習はできずスタメンもぶっつけ本番だった」
④「バッドコンディションでバッドピッチ、反日アウェイ」
…これだけ不安要素があればtoto予想でもそうですが、「負け」がチラつきます。


前半で勝負を決められなかったのは痛かったですね。
それゆえ決定機を決めきれなかったFW陣に批判が向きがちです。
次の韓国戦は日程の言い訳はもう出来ませんので、是非頑張って欲しいですね。


あと協会側は日程をもう少し考えましょう。
日本はまだ欧州程フットボールが根付いていないのですから、新規顧客はつきやすいですが同時に離れやすいですよ?特に負けると。
ナショナルチームが強いとその国のリーグも盛り上がる…ウィンウィンの関係、これを忘れると痛いしっぺ返しを喰らうことになりかねません。
必ず勝てる条件も必ず負ける条件もプロの試合である以上無いでしょう、しかし勝ち易い条件は作り出すことが可能だと思います。特に日程は。


夏休み期間は稼ぎ時なのは理解していますが…代表でもリーグでもパフォーマンスが悪ければ顧客は離れるといい加減わかってほしいです。


…っと、話が大きく脱線してしまいましたね(汗)
本日のなでしこの試合は皆様どのように映りましたか?


この試合韓国女子はW杯出場メンバーがスタメンのうち実に10人、日本女子は僅か1人とテスト性が強い位置付けだったのかなと思いました。
悪く言い換えれば、韓国1軍vs日本2軍的な。


しかし内容は想像以上にガチンコで、球際も特に中盤では男子より激しかったのではないでしょうか。
CBが大きなミスをしたりボランチが狙いどころにされてほぼ機能していなかったのは些か残念なところではありますが、初招集のメンバーも加えた(言い方悪いけど)実質2軍で、韓国の1軍相手にあれだけやれれば、ネットに溢れていた辛辣な意見ほどには私は悪くは見えませんでした。


個人的には23番(柴田選手…かな?右SHやってた人です。間違ってたらすみません)が非常に面白いな、と。
小柄(身長は何センチなんでしょう…かなり小柄に見えました)なのですが、オフザボールの動きがあのメンツの中では群を抜いていたと思います。
とにかくよくキョロキョロ周りを見る。
ボールを持っていない時、他の選手で彼女ほど周りを見ていた選手はいませんでした。本来ならボランチの2人こそが周りをよく見て欲しかったのですが…。


ポジション取りも周りがよく見えているのか、例えばまだボールが最終ラインにある段階から韓国の選手の視界から消えるような動き・位置取りをして、彼女がスッと外から内側に入ってボールを受ける動きがある場合、右SBが彼女の空けた外側のスペースに走り込む。
こういうのが非常にスムーズでした。


女子サッカーは正直リーグ戦は4回しか観た事がなく(代表試合は結構見てます)ほとんど知らないのに語っちゃっているのですが、この試合の中ではかなり印象に残る選手でした。(しかし名前がわからない…)


守備でもかなり走り回っていて、右SBの選手(名前わからない…)もやりやすかったんじゃないでしょうか。
ちなみに最後の失点シーン、FKを直接叩き込まれるのですがその直前セットプレーになるファウルの場面、これ確か右SBの人が与えてしまったのですが、この場面だけ23番(恐らく柴田選手)がいなかったんですよね。
それまで右サイドはほぼSHとSBが挟み込んで奪ってたのですが…。
このファウルの直前はセットプレーの流れで23番は左サイドに流れてたんですよね…。
ここもうまく挟み込めていればと思うと残念です。


「俯瞰(ふかん)」、鳥のように上から見えるような事を言うのですが、大げさに言えばこの試合のスタメンでは彼女だけがそれに近い視点を持っていたように思えます。
普段のポジションはトップ下か、ボランチ?真ん中の選手なイメージがありました。


あともう一つ印象的なのが味方の選手が彼女にパスを出すシーンのひとコマ。
この時23番の近くには韓国の選手がいました。
そこに緩いパスを出したため韓国の選手が奪おうと襲いかかります。
…結局23番が球際で踏ん張って事なきを得たのですが、その直後のシーン。


23番がその緩いパスを出した味方に対し、後ろの右SBを指差して(以下はアフレコですが)
23番「私のところにはマークいただろーが!フリーのとこに出せよ、コラァッ!」
読唇術は心得ていませんので想像ですが、概ねこんな内容だったんじゃないかと。
凄いな、と思うのは彼女代表初出場だったらしいんですよね。
なかなか先輩に言えませんよ、こんな指示。(「コラァッ!」は言ってないでしょうけど)
良い意味で思ったことを声(指示)に出せる、と。


他の選手もハードワークとハートを見せてくれたので、後は出来るだけ経験を積んでくれればまた強いなでしこを見せてくれるんじゃないでしょうか。
よくW杯メンバーと比較されますが、彼女たちも最初から王者(女子だから女王って言うのかな?)だった訳ではありません。
日々の努力の賜物でしょう。
最近は女子サッカーも日進月歩、各国とも力を入れてきており昔以上にレベルが上がっていると思いますが、今日の経験を活かして是非頑張って欲しいです。


男女とも中2日、暑さもあり厳しい戦いになるとは思いますが熱い戦いを見せて欲しいです。
応援しています。

世界一のあきらめない心: なでしこジャパン栄光への軌跡
世界一のあきらめない心: なでしこジャパン栄光への軌跡
著者:江橋 よしのり
出版社:小学館
カテゴリー:本


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