皆様こんにちは。
連戦で各チームコンディションでややバラつきが見られ始めましたね。
選手起用や監督の采配が重要になってきます。
一方で選手・監督を支えるチームスタッフ始め各クラブ関係者、更には連戦の選手を鼓舞する各チームのサポーター…まさに各クラブの総合力が問われますね。
しかし予想する側としては選手起用が読めないだけに非常に難しい…トトラーの運も問われますね(笑)
(1)名古屋(9位)ー湘南(12位)
投票率は70%・15%・15%。
通算成績は古いので参考にはならないでしょう。
この試合名古屋はスポンサーであるトヨタの社長さんが観戦に来るとか…これは良いか悪いか分かりませんが緊張感が生まれそうです。
予想です。
私は名古屋推しです。ただ波乱も警戒すべきと思います。根拠は…。
①空中戦→前回の予想でも述べましたが、脚が止まる連戦の中においてセットプレーの強さは攻守にアドバンテージになると思います。
湘南は前節、原点回帰を監督・選手が掲げ大勝。原点とは攻撃面では「縦への素早い展開」で、鳥栖戦ではセカンドボールを拾い結果に結びつけました。しかし名古屋の最終ラインはハイボールに強さがありますので、なかなか難しいと思います。(逆に言えばセカンドボールを拾えれば湘南ペースになるのでしょう)
また湘南はセットプレーでの失点も少ないとは言えないので、空中戦に勝る名古屋はやや有利かな、と思いました。5試合連続失点中な点も気になります。
②ホーム→コンディション面で考えてもホームチーム有利ですよね。名古屋は今季未だホーム負けなし(2勝2分)です。ちなみに瑞穂では引き分けが非常に少ない(約230戦してたったの33試合だけ)ので引き分けは無いと思います。
③波乱要素→西野監督「湘南のハードワークをかわすのではなく、消すこと」「オンザボールも大事」というコメントから、ポゼッションサッカーにするのかもしれませんね。
また「湘南よりハードワーク」「スペース・時間を与えると前に出るので、そうはさせない」。ということは神戸戦のように前線から積極的に守備に行く様です。
攻撃ではマイボールにする時間を増やし、守備では積極的に奪いに行くって事は支配率を高めたい訳ですよね。大きくまとめればアクションサッカー。
一見理に適っているのですが、私はここに波乱要素があると思いました。
名古屋が好調になったきっかけは3バックにしてから。つまりリアクションサッカーにしてからです。昇格組相手とは言え果たして主導権が握れるかどうか。これが1点目。
湘南は支配率で劣る試合が殆どで慣れている訳で、所謂「ボールを持たされている状態」だと縦の早い攻撃に秀でる湘南の術中にハマる恐れもある気がします。
ポゼッションが高まるのなら当然名古屋の両WBも何度も上がってくるでしょう。
前半で得点が奪えず疲れが出る後半勝負になれば、代役がいない分サイドの主導権は掌握できないかもしれません。そうなれば名古屋のストロングポイントが一つ消えてしまいます。これが2点目。
「湘南よりハードワーク」という事ですが、連戦前の走行距離と比べればチーム全体は勿論、永井も矢野も前節は明らかに減っています。
あとは①でも述べましたがセカンドボールをどちらが多く拾うかではないでしょうか。
名古屋はビルドアップに秀でている選手は多くはない(だからアクションサッカーは出来なかった、と私は見ていますが)と思いますので、ある程度間延びする後半の時間帯はロングボールが増えてくると予想しています。攻守で奪取率が下がれば勢いのある湘南に飲み込まれてしまう怖れはあると思いました。これが3点目。
以上から名古屋有利とは思いますが、名古屋が消耗するまで耐え切れば湘南ペースになるのではと予想しています。
予想スコアは名古屋2-0(裏スコアは湘南2-1)です。
両チームの走力に注目しています。
(2)浦和(1位)ーG大阪(2位)
注目の首位攻防戦。この試合地上波でもやるみたいですね。(NHK14時~※要確認)
投票率は36%・25%・39%、う~ん、やはり割れましたね。
浦和は今季リーグ戦で負けがありませんし、対するガンバも公式戦8連勝中です。
予想です。
私は浦和を推します。
根拠はやはりガンバの状態ですね。
前節の松本戦では後半完全に脚が止まってました。ハーフタイムコメ「前線の選手もセカンドボールに行こう」的な指示がやはり苦しさを表していたかな、と。ホーム連戦だったと思いますが今回はアウェイということで、あの疲労は中2日では回復しないだろうと。
またこのあと両チームACLの試合を控えていますが、予選敗退の決まっている浦和は消化ゲームなのに対しガンバはまだ決勝トーナメント進出の可能性を残していますので、この試合どういうメンバーで臨むのか、という事もあります。
更にDFラインはけが人続出です。
一方の浦和もやや疲れが見えてきたようですが、ホームアドバンテージも考慮すればガンバより良い状態と言えるかなと。
不安要素としては、序盤に消極的な時が多いのでそこをガンバに突かれるのではないかという点と、右WB関根の状態でしょうか。
ガンバのゲームプランとしてはアウェイとは言え序盤から仕掛ける可能性が高いのではないかと。
引いてカウンターという強みもありますが、このあとACLがあることを考えれば、先制点を奪いリードした上で主力を出来るだけ早い時間にベンチに下げたいと考えるんじゃないでしょうか。
予想スコアは2-0浦和です。
序盤の入り方さえ間違わなければ、浦和がどう考えても有利だと思います。
(3)鹿島(8位)ー甲府(18位)
投票率は83%・9%・8%。
甲府は総得点2、総失点17、共にリーグワーストです。
昨季は鹿島の2戦2勝。ファン・ソッコが出場停止。
予想です。
ここは鹿島サポという点を差し引いても当然鹿島推しです。根拠は…。
…と言いたいところなんですがここは波乱も考慮すべきカードだと思います。
まず鹿島の状況から見てみましょう。
ACLのFCソウル戦を中2日で控えています。主力は一昨日はオフ、前日の戦術練習では仙台戦から8人を入れ替えたとの事で、甲府戦はメンバー変更があるかもしれません。
次に甲府です。
前節は浦和相手に5バック(5-3-2)とし「選手たちも組織的に戦えたという手応えを感じている」との言葉通り、守備面では今季一番良かったのではないでしょうか。
浦和のペトロ監督も「効果的な縦パスが入らず…非常に不満の残るゲーム」「甲府は素晴らしい戦いをした」とコメント。これは侮れません。
またSBの裏は相変わらず狙われそうです。「1stパスの選択を足元なのか、スペースなのかハッキリ」させたいようですので、シンプルに裏のスペースに出す可能性は高そうです。
鹿島は依然失点が続いてますので注意が必要ではないでしょうか。
予想スコアです。
1-0で鹿島です。(波乱要素として1-1ドローもあり得ると思っています)
今季初の完封試合を期待しています。
(4)FC東京(3位)ー川崎(5位)
リーグ最小失点(4点)を誇るF東京とリーグトップの17得点を誇る川崎の1戦。
う~ん、これも楽しみな一戦ですね。
投票率は40%・26%・34%。昨季はF東京の1分1敗でした。
さて予想です。
私はこの試合川崎推しです。
前節川崎は柏にボランチに焦点を絞られ縦パスが出せませんでした。
結果自慢の2トップは小林がシュート1本、大久保に至っては0本でした。
しかし今節の相手であるF東京はちょっと事情が異なりそうです。
F東京の堅守は「前線からの守備」「最終ラインの球際の上手さ・強さ」の2段階があると思います。
しかし前節「本来なら前からプレスをかけて(パスの)コースを限定していきたい所なのだが、暑さと連戦で続けられなかった(森重)」ように、今節も堅守の2本柱の一つ「前線からの守備」は難しいのではないでしょうか。
また前回エウシーニョの2列目の起用に関し、(私は彼がオンザボールタイプに近いと思っている為、)オフザボールの動きが欠かせない川崎のパスサッカーに「タイプが異なる」と述べましたが、今節は有効だと思っています。突破力に関して威力を発揮するため、彼とマッチアップするF東京の左SB太田が上がるのは難しくなると思います。
彼のオーバーラップは正確なクロスの威力もありますが、相手守備陣をサイドに引きつけてピッチの中央を開けることに大きな役割りを担っているように見えます。
彼が上がれない場面が増えれば、中央は空かないのでF東京はバランスを崩して攻める以外打つ手が無いのではないでしょうか。
川崎の情報は殆どないのですが、また3バックとかにしない限り川崎有利と見ています。
予想スコアです。
3-0川崎勝利です。
川崎の攻撃は脅威です。ゴール前を固めるより、恐れずラインを高く保ちプレスで主導権を握るリスキーな戦術の方が勝算はある気がします。
(5)広島(4位)ー仙台(13位)
広島好調です、3連勝中。
仙台は内容は良いと思うのですが、結果に結びつかず3連敗。
投票率は74%・14%・12%。思っていたより差が出た印象です。
昨季は1勝1敗、いずれもホームチームが勝利。
さて予想です。
私はドロー予想です。
順位こそ4位ですが、今一番バランスのとれたサッカーをしているのは広島ではないかと思っています。何かにおいて広島が他のチームより突出しているとかいう訳ではないのですが、攻撃において手詰まり感がなく、守備においても大崩れが無い印象です。
仙台ですが前節は鹿島のボランチにプレッシャーをかけラインを下げさせることで序盤に主導権を握りました。しかし今回は好調広島相手のアウェイ戦、しかも3連敗中とあってまずはコンパクトな守備、慎重なゲームプランで行くのではないでしょうか。
前節は途中2トップにしてロングボールが増えましたが「中盤を厚くして繋ぐ」事を意図したいが、チャンスもあったことで渡辺監督の中では「(守り固めて)ロングボールの攻めもあり」と思ったようなコメントです。
しかし広島も3バックが安定していますし、ロングボール主体の仙台は手詰まりに。
広島も前線のメンバーを変えてくるようですし、慎重な仙台のゲームプランに手詰まりに。
そんなイメージです。
仙台が4-1ー4-1にシステムを変えた時がゲームが動きそうな気はしています。
しかし時すでに遅く、タイムアップ…と勝手に予想してしまいました。すみません。
予想スコアです。
ロースコアだと思います。0-0、1-1。
いずれにしても4連勝、4連敗は無いと思っています。
(6)松本(14位)ー新潟(15位)
初対戦のカードですね。
投票率は40%・29%・31%。
新潟は2連敗中で5試合勝利無し。更に8試合5得点のRシルバが出場停止。
松本は酒井が出場停止。
さて予想です。
私は新潟推しです。根拠は…。
①コンディション→ここは若干ホームチーム優位とも言えるんですが、松本のスタイルが前線からの守備である以上、ずっと出続けている前線の数人は流石に足が止まるかな、と。
②セットプレー→新潟は5試合連続で失点中、セットプレーなどのリスタートでやられるケースが散見されますが、松本はリスタート(FK)が非常に少ない。恐らくJ1では一番少ないのではないでしょうか。
③前節のFC東京戦→新潟は中2日なのに対しF東京は中3日でした。結果は敗れたのですがその内容は完全に新潟ペースでした。特にシュートを打たれない。この試合でF東京側が放ったシュートは僅かに4本です。さらに言えば失点はここまで14失点ですが、特筆すべきは被シュート数です。ここまでで僅かに54本。これは浦和に次いでぶっちぎりに少ない。ゲームをコントロールしている数字だと思います。
後半に殆ど失点数が偏っている(14失点中11点が後半)ことを考えれば、①で述べた通り後半足が止まり始めるなら新潟に分があるのかな、と。
以上から新潟勝利を予想しました。
注目は松本の走力がこの連戦でどれほどキープできるのか、新潟は他のチームの監督もその戦いぶりを賞賛される程なんですが何故か勝てない…決定力・集中力の問題だと思っていますが、その点をこの過酷な連戦の中でどう修正・改善していくのかを見てみたいです。
予想スコアは2-0新潟です。
好ゲームを期待しましょう。
(7)山形(17位)ー横浜(11位)
投票率は10%・14%・76%。
通算成績は古いのであまり参考にはならないでしょう。
予想です。
私はドロー予想です。またここは思い切って山形にかけても面白そうです。
根拠なんですが山形の前節の失点3なんですが、これほとんどセットプレーからで流れの中からの失点は無かったんですよね。失点後は選手のハードワークもそうなんですが距離感が良かった印象です。
横浜は監督さんがよく言うように「ポゼッション」「パスと連携で崩す」タイプのチームです。
前節の広島戦では「奪ったあとのパスでミスが多かった」と言っているように広島が上手かったのもありますが、攻守の切り替えの部分で横浜の選手の距離感・判断の速さでミスが多かったのかな、と。
要するにオフザボールの動きの部分ですね。
連戦で動きが悪くなるのはどこのチームも同じですが、ポゼッション重視のチームはオフザボールの動きの質も問われます。
この点で山形が付け入る隙はあるかなと思いました。
またサイドの攻防にも注目しています。特に横浜の右サイドです。SBの小林が出場停止明けで戻ってきます。好調の高木利とのマッチアップも楽しみです。
広島戦ではピッチをワイドに使われ、ボールの奪いどころをハッキリさせることができずペースを握られましたが、サイドをどちらが制するのかもポイントだと思います。
予想スコアです。
1-1の痛み分けだと思います。裏スコアは1-0山形勝利です。
両監督のマネジメントにも注目です。
(8)柏(7位)ー清水(16位)
投票率は74%・13%・13%。
昨季は1勝1敗、いずれもホームチームが勝利しています。
清水は前節3点差を残り10分で追いつかれるというショッキングな試合の直後、気持ちの切り替えはできたでしょうか。
さて予想です。
正直この試合の予想はデータや情報では予想しづらい部分があります。
理由は柏の吉田監督の言葉を借りれば「清水はほとんどの試合でメンバー・システムが変わっているので全く予想がつかない」からです。前節はいきなり3バックでしたね。
たまたま起用した選手が大当たりしたり上手く化学反応したりする場合もある分、読みづらいと思います。
それを踏まえた上で予想すれば、ここはやはり柏を推します。
清水のゲームプランとしてやはり受けに回るのは否めないと思います。そもそもメンバー・システムの変更の頻度が高いこと自体リアクションです。主導権はホームということもあり柏が握るんじゃないかと。
更にコンディションでも「(日程について)ACLの中国遠征などでタフな環境に耐えてきたので、ハードさは感じない」そうですし、不安はなさそうです。このあとのACLも決勝トーナメント進出が決定しているのも大きいでしょう。
予想スコアは2-0柏です。
清水がどんなシステムを起用するかに非常に注目しています。
(9)鳥栖(6位)ー神戸(10位)
ホーム負けなしの鳥栖(3勝1分け)対アウェイ負け無しの神戸(2勝2分け)。
昨季はナビスコ含め3戦し、鳥栖の2勝1敗。
投票率は50%・22%・28%。
予想です。
私は鳥栖推しですね。
前節の戦いぶりを見る限り、両チームともにストロングポイントを出せなかったわけですが違う視点で見れば、鳥栖がストロングポイントを「相手に消されていた」のに対し、神戸は「自分たちで出せなかった」という様に理解しています。
鳥栖はやはりロングボールを蹴ってセカンドボールを拾って、という部分で湘南にセカンドの奪取で上回れてしまい敗戦。
一方の神戸は、ビルドアップを担う森岡・チョン・ウヨンの欠場で自らの持ち味を出せない展開でした。もちろん彼らだけに頼っているわけではないのですが、存在は大きいと思います。
今節は出場停止明けのチョン・ウヨンは戻りますが、森岡は欠場のようです。
連戦の中で戦術を落とし込むのは日程の間隔が短いことも考慮すれば不可能に近い。
そうなると変わらない武器を持っているチームが有利、と考えました。
またホームアドバンテージを最大限発揮している鳥栖の優位は動かないと思いました。
またこの試合ジャッジにも注目しています。
主審が誰かはわかりませんが、体が重くなれば激しいコンタクトも予想されます。
厳しいジャッジが続けば試合の流れが変わりそうな気もしています。(まぁこの試合に限った話ではないのですが)
予想スコアは2-0鳥栖です。
神戸のネルシーニョ監督がどういう采配をするのかに注目しています。
本日も各地気温が上がりそうです。
選手のがんばりにサポーターも応えて良い試合を見せて欲しいですね。
皆様良い連休をお過ごし下さい。
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