tiisanasabotennのブログ

サッカー大好きです。
やるのも好きですが、疲れるので見るほうが大好きです。
totoも予想したりします。2等は何回か当たったことがありますので、現在は1等当選を夢見ています。

出身地である水戸と鹿島を応援しています。
いつかJ1の舞台で水戸が戦う日が来るといいですね。

第761回 toto予想

皆様こんにちは。


友人から本を借りまして、読みふけっているうちにこんな時間に…。
私に体感では現在10時を少し回ったところだったのですが。



(1)鹿島(8位)ー神戸(10位)
リーグ戦において最近は両チーム好調と言っていいでしょう。
鹿島は4戦、神戸は3戦それぞれ負けなしです。



投票率は63%・19%・18%ですね。
通算成績では鹿島が23勝6分7敗と圧倒しているのですが、それでも20%弱神戸に投票があるのは昨年3戦して鹿島が1度も勝てなかった(1分2敗)からなのか…。



さて予想です。
私は鹿島推しです。根拠は…。
①コンディション→ACLアウェイ(シドニー)とは言え21日開催で中3日、神戸は22日ナビスコ(中2日)でも殆どメンバーを変えていないのでさほど差はないでしょう。
②神戸のストロングポイント→やはり右サイドですかね。岩波・森岡が低い位置から起点となって、好調の高橋、キープ出来るマルキーニョスに…のような。でもここ数試合は相手も対策してきていると思うんですよね。この形以外にも驚異となりそうなビルドアップはあるのですが、3バックにしてまだ5試合くらい、完成度はまだ高くないと言えるんじゃないでしょうか。前節柏戦のスカウティングの妙を見ても鹿島サイドが対策をしてこないのはありえない訳でして、ちょっと分が悪いかなと。
③神戸のウィークポイント→3バックはそれぞれ長所と短所が比較的わかり易い(スピードがないとか)と思うんですよね。連携やラインも時々ズレますし。ポゼッションではホームの鹿島が恐らく上回る展開になるでしょうから、失点は避けられないんじゃないかと。ちなみに鹿島の総シュート数85本はリーグでは2位、川崎やG大阪よりも多い数です。



以上から今回神戸より分が悪い点が少ないので、鹿島勝利にしました。
ただこれまで鹿島は公式戦で完封が1度もないのと神戸も攻撃時には人数がいい感じに入ってくるので鹿島も失点するんじゃないかと思います。予想スコアは3-1です。



(2)松本(15位)ー仙台(7位)
初対戦のカードですね。
投票率はチーム状況を反映した数字になりました。23%・29%・48%。
この試合は両監督のゲームプランがポイントかなと思っています。



予想です。
私は松本推しです。根拠は…。
①ゲームプラン→反町監督のコメント「失点を減らさないと我々のようなチームは上に行けない」(前々節)「等身大の形があって、背伸びをしたら足元をすくわれる」(前節)これまでのやり方は変えずにやや守備面を意識しそうです。
松本は先制された試合は全敗です。逆転するにはやや力不足なので、オープンな展開にはしたくないでしょう。
一方の仙台前節川崎戦ではオープンな展開を強いられ3失点。それまでコンパクトな守備で5試合3失点でしたのでこの試合も昇格組が相手とは言え、攻撃的には来ないのではないでしょうか。
川崎戦で相手が後半4-4-2にすることを読んだ上で後半に4-1ー4-1にシフトしたことから分かる様に、まずはリスクマネジメントをした上で掲げる賢攻をしてくる監督さんだと思います。
そうなると、序盤受けに回るのは仙台で先制されると厳しい松本にとっては入りやすい展開で勢いつくかな、と。
②コンディション→仙台は清水戦の後、そのまま静岡で調整したようですので影響は少ないかと思いますが、それでもナビスコで8人入れ替え&ホームで調整している松本にはやや劣るでしょう。
仙台はここまで8得点していますが、そのうち6点が後半15分以降ですので後半勝負的なプランは連戦でアウェイではやや不利に働くと思いました。その上で序盤受けに回るゲームプランを選ぶなら体力的に厳しいのではないでしょうか。



以上から私は松本推しです。ホームの声援を受けて戦うという点も連戦では力になるかなと思います。
正直力では仙台だと思うのですが。
予想スコアは松本の1-0です。
両チームの監督の采配も見所ですね。


(3)広島(6位)ー清水(16位)

清水はナビスコで久々の勝利。連敗を7で止めました。
サポも喜んでいるでしょうね。これで勢いも出てくるのではないでしょうか。



投票率は73%・14%・13%。かなり差が出ていますね。

通算成績では17勝・9分・25敗です。昨季は広島の1勝1分け。


予想です。
ここはやはり広島推しになりますね。根拠は…。
①コンディション→ナビスコでは広島は先発総入れ替えでしたね。おまけに今回はホーム。連戦を見据えてのことでしょう。チーム状況が悪い清水相手ですが、ここはしっかり勝ちきっていい形で連戦のスタートを切りたいという森保監督の考えなのでしょう。
②広島の攻撃→シュート数はリーグトップの87本です。懸念だった2シャドーもドゥグラス・柴崎の活躍でメドも立ちました。若干佐藤のコンディションが上がってこないのが気になりますが、守備面での不安が解消されていない清水は分が悪いでしょう。連戦で修正する時間も無いでしょうし…。



とは言え清水にも有利な条件は幾つかあります。例えば…。
大榎監督コメント「カウンターからゴールを狙いたい」。基本的に前線からプレスをかけたい狙いはこの試合でも変わらないでしょう。ロングボールを多用した名古屋に比べ、広島はパスワークが持ち味のチームです。プレスがハマる可能性も大いにありえます。



予想スコアです。
広島の2-1です。
個人的には清水のプレスを広島のボランチ2人がうまくいなすようだと広島の圧勝、逆にプレスで押さえ込めば清水が有利になってくるんじゃないかと思います。
十分清水にも勝機はあると見ています。



(4)横浜(11位)ー湘南(13位)
とうとう中村俊・ラフィーニャが戻ってきましたね。これで得点不足問題が劇的に改善されるとは思いませんが、良い刺激になると思います。横浜サポにも朗報ですね。
監督コメ「中村・ラフィーニャは試合途中の投入になる」と明言しています。
これは先発メンバーもポジション争いで負けない為に発奮材料になりますね。



投票率は63%・21%・16%。
通算成績は古いので参考にはならないでしょう。



さて予想です。
私はドロー予想です。またこの試合、湘南にかけても面白いと思っています。
横浜は得点の匂いはしてきているのですが、大量得点の雰囲気はありません。先制する試合自体もそれほどないのですが、問題は先制したあとのゲームプランが曖昧な気がしています。
追加点を奪いに行くのか、守りに徹して逃げ切りを図るのか、ベンチワークを含め少し統一感が薄いかなと。(逆に言えばここが修正されているなら横浜勝利にしたのですが)
対する湘南ですが、水曜日にナビスコがなく同じ神奈川での試合ですので移動もなくコンディションは良いでしょう。今週の練習では横浜対策として色々な組み合わせを試しているようです。
うまくハマれば勝利の目もあるかな、と。



予想スコアです。
1-1のドローです。湘南勝利となると2-0を予想しています。
ダービーですので盛り上がるでしょう。
沢山のサポでスタジアムが埋まると選手も気合い入るでしょうね。楽しみです。



(5)鳥栖(3位)ー柏(12位)
先日のACLでは柏が凄かったですね。相手の全北現代はKリーグでは負けなしが続いていたのですが、前半でほぼ勝利を決定づけました。


投票率では48%・22%・30%ですか。やはりホームに強い鳥栖に人気が集まってますね。
通算成績は鳥栖の4勝3分5敗。昨季は1勝1敗、いずれもホームチームが勝利しています。



さて予想です。
データや情報では鳥栖勝利です。しかしここは柏の勝利も捨てがたいと思います。
①コンディション→22日にACLでガチンコ勝負をした柏と、同日のナビスコを若手主体で臨み今回ホームの鳥栖では明らかに鳥栖に分があります。更に柏は中2日の試合は今季初です。
②4-2-3-1→柏はこのシステムの相手にデータは少ないですが今季2戦2敗です。
③柏・吉田監督コメ→「選手の肉体が疲れているのは事実」「試合の入りが難しくなるのは事実」と認めており、柏の心臓とも言える中盤は大谷・茨田にしろ最後まで走りきるのは厳しいでしょう。
④柏勝利→両チームとも失点は後半に集中しています。攻撃が好調なだけに打ち合いになれば決定力に勝る柏勝利のシナリオもあるのかな、と思いました。



予想スコアは3-1鳥栖です。(裏スコアは3-2で柏勝利です)
両監督がいつ仕掛けるのかが勝負の分かれ目という気がしています。



(6)浦和(1位)ー名古屋(8位)
投票率は56%・21%・23%。首位と8位の対戦ですが好調な名古屋の勢いに浦和に票がそれほど入りませんね。



さて予想です。
私は浦和推しです。根拠は…。
①名古屋の状況→DFの本多が怪我で戦列を離れ、代役はボランチのダニルソンが入る見込みです。
3バックは継続、重要なのは両WBですが前日練習の段階では「疲労が見られた」(西野監督)とのことで更に「(サイドにおいて)数的有利と推進力がないと厳しい」。
②浦和の状況→左サイドは磐石だと思います。槙野(は連戦で疲れてそうですが)・宇賀神は攻守において崩れる場面がほとんどありません。右サイドは関根の攻撃が切れています。マッチアップする永井との攻防がこのゲームのキモになるのかな、と。
監督のコメントでは「ミラーゲームになることが多いので、やり方を少し変える事がキーポイント」とスタイルの変更も匂わせているので、西野監督のコメもあわせてみればやはり主導権は浦和にあるのかな、と思います。



以上からチームのストロングポイントであるサイドの攻防で上回りそうな浦和の勝利を予想しました。
予想スコアは2-0浦和です。
名古屋は特定の選手に掛かる負担が大きいと思うので、この辺のマネジメントを今後どうするのかも注目です。



(7)山形(17位)ーFC東京(5位)
前節とうとう今季初黒星のFC東京、上位キープのためにも連敗は許されません。


投票率は13%・13%・74%とFC東京が圧倒しています。


さて予想です。
私はドロー予想です。また波乱があるとすればここじゃないかなとも思っています。根拠は…。
①コンディション→山形はホーム連戦な上に、ナビスコの試合がありませんでした。両チーム堅守が特徴ですが、根底には前線からのハードワークは欠かせません。この点でアウェイのFC東京は分が悪い。
②追悼試合→先日山形スポーツ振興元理事長の海保氏が亡くなられました。この試合は同氏への追悼試合でもあり、山形の選手にとっては負けられません。
③攻守のバランス→広島戦では相手の上手さもありましたが、F東京の強みであるプレスがはまらず、サイドを起点に出来なかったこともあり、サイドに相手を引きつけ中央をあけるという戦いができませんでした。今節も怪我で石川やカニーニを欠くようで、攻守のバランスを立て直せるかがポイントです。
④プレシーズンでは山形に敗れているんですよね。昇格組相手、しかも上位に離されたくない気持ちが
アウェイとは言え攻勢に出るんじゃないかと。そうなれば寧ろ山形のゲームプラン通りかな、と。



以上から山形の決定力不足を差し引いてドロー予想です。
予想スコアは0-0。山形勝利なら1-0でしょうか。
好試合を期待しましょう。



(8)川崎(4位)ー甲府(18位)
リーグトップの13得点を挙げている川崎とリーグワーストの12失点を喫している甲府。
投票率は83%・9%・8%、う~ん、そりゃこうなりますよねぇ…。



さて予想です。
この試合はやはり川崎推しになりますね。
ナビスコはある程度主力を温存しましたし、小林復帰で前線に人も揃うから今回は3バックには流石にしないでしょう。
でも甲府もチャンスはあるんですよね。
①昨季は1勝1敗。
②川崎は対3バック戦の戦績はパッとしない。(2分1敗)
この意外な点に甲府がなにかきっかけをつかめるでしょうか。
「受身にならない守備をしたい」との甲府監督のコメントもあります。
運動量豊富な前線からの守備に川崎は苦戦する試合も多々あります。
川崎の攻撃をどこで止めるのか、前から行くのか、ゴール前を固めるのか、コメント通りなら前者でしょう。甲府の戦いぶりに注目です。



予想スコアは3-0川崎です。
大久保にカズダンスは生まれるのでしょうか。
それとも甲府が意地をみせるのか。
好試合を期待しましょう。



(9)G大阪(2位)ー新潟(14位)
ガンバ公式戦6連勝。好調ですね。
昨季はガンバの2戦2勝。投票率78%・13%・9%、最近の好調ぶりを反映した数字になっています。



さて予想です。

この試合私は思い切って新潟推しです。根拠は…。
①両エース→ガンバのエースは宇佐美ですが、なんといってもパトリック。彼の存在は大きいと思います。前線に彼がいるいないではガンバの戦い方自体変わってしまうと思います。この試合は怪我で欠場とのこと…残念ですね。
一方の新潟のエースR・シルバも好調です。新潟はブラジル人選手の獲得、起用がうまいですね。
②ゲームプラン→ガンバですが今回はパトリックというポストがいません。代役はリンスでしょうか。タイプが違うので前線にボールが収まるのかは新潟の激しい守備を考慮すれば未知数です。
そうなるとガンバは前線にボールを預けてラインを押し上げるという形が難しいんじゃないかと。
打開策として、新潟DFのラインの裏を狙う形か中盤でボールを回してゲームを作る形を選択するとおもうんですね。
後者の場合、新潟とすれば狙いどころなんではないでしょうか。
R・シルバの存在です。彼は今季5得点なんですが、そのうち4点はDFラインの裏へ飛び出しからなんですね。相手が中盤でパスを回しDFラインを上げてくるのは、中盤でカットして素早く裏へ出したい新潟からすれば、悪い形ではないと思います。


新潟は仮に先制しても後半の失点が多い点を考えれば相手がガンバという事も含め、綿密なプランが必要になりそうです。ガンバはこれまでリーグ戦において、前半の失点が1点もありません。失点も得点も後半に集中していることを考えれば…。監督の采配、選手の頑張りに期待ですね。



以上から、この試合大波乱を予想してみました。
予想スコアは2-1で新潟です。



以上です。
皆様の予想が当たるといいですね。
良い週末をお過ごし下さい。



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カテゴリー:本






ACLの結果

皆様こんばんは。


今夜も帰り際に雨が降りだしまたも濡れてしまいました…。
やはり天気予報を見なかったのが敗因でしょう。
サッカーも同じ、事前に準備を怠らなかったチームにはそれ相応の恩恵があるものです。
さてACL予選リーグ第5節に臨んだ日本の各チームは、アジアの強豪に対しどれほどの準備をしていたのでしょうか。



4月21日(火)
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 1-2 鹿島 (パラマックスタジアム)
浦和 1-2 水原三星 (埼玉スタジアム)

鹿島3連敗で私もションボリしていましたが、そこから2連勝。この勝利で最終節に望みを繋ぎました。ここまできたら次も勝って決勝トーナメント進出を!相手も強いですが勝利を期待しています。

浦和この試合の結果、1分4敗でグループリーグ敗退が決定しました…。
ACLを見据えて11人の補強を行いましたが、結果が出ず残念です…。
やはりアジアの戦い方は水原の監督や鄭大世も言ってましたが、Jリーグと同じではダメなんでしょうか…。



4月22日(水)
柏 3-2 全北現代 (日立柏サッカー場)
広州富力 0-5 G大阪 (越秀山体育場)



柏3勝2分で予選リーグ1位通過を決め、決勝トーナメントに日本勢として一番乗りです。
可能性が残されている鹿島やG大阪にも良い刺激を与えてくれるのではないでしょうか。
全北現代って確かKリーグでも殆ど負けなしなんですよね?
柏の攻撃力はアジアでも屈指と証明出来たんじゃないですかね。
決勝トーナメント進出、おめでとうございます。



G大阪アウェイで5-0なんて凄すぎです。
2トップの活躍もそうですが、前の二人を後ろから支える中盤の4人もいいですよね。
2勝1分2敗の勝ち点7、次節の城南に勝てば決勝トーナメント進出です。

他サポではありますが、ACLでは日本の全チームを応援しています。

決勝トーナメントに向け、道を切り拓いてほしいですね。
次も勝利を期待しています。



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道を拓く力―自分をマネジメントするイメージとは
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著者:今野 泰幸
出版社:日本経済新聞出版社
カテゴリー:本

J1 第6節の結果

皆様こんばんは。


今夜は大荒れ、私は帰りに傘が壊れずぶ濡れに…。
皆様は大丈夫でしたでしょうか?



さて第6節は各地好天に恵まれましたね、今日のような天気でなくて良かった、良かった。
私は今回のtoto、3試合外してしまいました…。う~ん、毎回水戸は勝ちに賭けているのでリスキーなんですが。まぁ、ミニtotoが当たったので良しとします。



(1)山形0ー0松本
昇格組同士の1戦、お互いここは是が非でも勝点3が欲しい試合です。松本は2日前に山形入りするなどこの試合に対する意気込みが感じられます。
一方の山形コイントスでは風上のエンドをチョイス、前半から攻勢をかける狙いか。



風上をとった山形でしたが、序盤から2度危険なシーンを松本に作られます。山形の初シュートは前半18分、アルセウのミドルがポストを叩きます。惜しい。
この試合、キムボムヨンがいつもサイドと逆になっていたのですが、けが人の影響でしょうか?しかし代わって入った高木利弥が躍動します。これがリーグ初先発だそうですが、今後が楽しみな選手がまた一人増えましたね。
試合は松本が立て続けに決定機を作ります。42分田中のクロスを飯田がヘディング、決定的でしたが山形GK山岸がファインセーブ。まさに守護神!
後半7分にはオビナがエリア左からミドルシュート、しかしこれもバーを叩き得点出来ません。これは入ったと思ったんですが…。
67分には敵陣深くでボールを奪い折り返しを岩上が狙いますが、西河がブロック。


このままお互い得点できないままホイッスル。


山形これでリーグ6戦で無得点が4回目となり、改めて得点力不足を露呈してしまいました。
しかしこの試合もシュートを10本放ったように毎試合平均で10本のシュートを打てており攻撃の形は出来ている印象です。

松本の選手、試合終了後の握手では非常に悔しそうな表情でしたね。
しかしこの試合ではこれまで以上の手応えを感じていたからこその悔しさではないでしょうか。
松本の場合シュートを打つ回数と打たれる回数では後者が2倍を超えています。1試合で放つシュートの平均はここまで僅かに8本弱、そしてこの試合は山形を上回る12本のシュート。
「勝てた試合だった…」と思ったのかもしれませんね。



この結果山形は1勝1分4敗の17位。失点数は僅かに6と下位チームとは思えないほどの安定ぶりです。しかし総得点2はリーグワーストタイ。得点力の向上が課題ですね。
松本は1勝2分3敗の15位。



(2)甲府0-3鳥栖
前節に引き続き大量失点で敗れた甲府、リーグ戦4連敗です…。
1失点目は豊田の腕を掴んで倒してしまい、PKを献上。いきなり出鼻をくじかれてしまいます。
2失点目はGKキックのバウンドの目測を誤ってしまっての凡ミス。これはもったいなかった。
ただ光明が全く無かったわけではなく、守備時の帰陣は早かったしプレスやマークの受け渡しも前節の最悪な状況と比べかなり修正されていた印象でした。
3失点目はもう豊田を褒めるしかありません。素晴らしいミドルでしたね。



スタッツを見てみましょう。
シュート数は鳥栖が9本、得点差はありましたがシュートを簡単に打たせていた訳でもなく、ミスからの失点が目立つ格好ですね。
一方の甲府は5本、決定機はありましたが…。



甲府の守備は昨季と比べやや前からボールを奪いにいく形になりましたが、それ自体はいいとして、問題は「プレスで奪えなかった時の対処」が問題ではないでしょうか。
中盤のプレスを突破されると、おおよそ次の2点が多い気がします。
①DFが慌ててしまいミスを犯す
②かわされた中盤がマークを外す
プレスは奪うためにする訳で練習でもこの点に注力するでしょう。
プレスをかわされる練習をするチームなんて恐らく無いでしょう。
しかし、練習でしていない事態が起こればどうでしょう?
プレスをかわされて相手のアタッカーがスピードに乗って突進してきたら…DFやったことある方はわかると思うのですが、そりゃ焦ります。その結果、ミスが起こりうる…のではないかと思います。
甲府のDFを見ると中盤に連動して積極的に奪いに行く場合も多いのでかわされるといきなり大ピンチになっています。(もちろん毎回ではないですが)
ディレイして味方の帰陣を待つのが有効なんですが、甲府の中盤もプレスがかわされると想定外だからなのか反応が遅い時(②中盤がマークを外す)が多く見られました。



攻撃は相手のボールを奪わないと始まりません。
甲府のシュート数の少なさもまずは守備を立て直せば必然的に改善するのかと思います。



甲府は1勝5敗で最下位。得点数・失点数ともにリーグワーストです…。
しかし節を重ねるほどに修正が施されている印象は毎回感じています。次節こそは甲府サポの期待に応える好ゲームになると思います。
鳥栖は今季初のアウェイ勝利。4勝2敗で3位に浮上。豊田の調子が上がってきました。次節もゴールを期待したいですね。



(3)新潟2-2神戸
神戸は対新潟アウェイ戦を非常に苦手としており、一度も勝利がありません(4分7敗)。
新潟はRシルバが絶好調、この試合でも彼の活躍で新潟が先手を取ります。
前半10分神戸DFの裏に抜け出し、先制。増川はこの直前にもRシルバに簡単に裏を取られていたのですが警戒不足だったでしょうか…。15分にOGで追いついた神戸ですが、クロスの処理にもたついたところを山本に決められ1点ビハインドで前半を終えます。



ここで神戸が動きます。一度に2枚替え、やや精彩を欠いた増川に代わり北本、前節2ゴールの石津に代わりフェフージンが入りました。前半をシュート2本に抑えられていたこともあり、何らかのテコ入れはありうると思っていましたが、2枚同時替えは予想外でした。
60分マルキーニョスのパスを受けた高橋が相手DFと体をうまく入れ替えてゴール。



スタッツを見る限り、シュートはそれぞれ新潟7本、神戸6本と決定機をつくるまで苦労した両チームでしたが計4点が入り逆に言えば少ない決定機をものにしたゲームでした。


この結果、新潟は1勝3分2敗の14位。
終了時の各選手の悔しそうな顔が印象的でした。
対する神戸、鬼門とも言えるデンカスタジアムから勝ち点1は最低限の結果を残せたと言えるんじゃないでしょうか。2勝2分2敗の10位。次節は上位に食らいついていくためにも負けられませんね。



(4)FC東京1-2広島
トト投票率ではホームのFC東京が58%と22%の広島を圧倒。やはり今をときめく武藤にリーグ3連勝中、無失点中とくればなるほどと思いますよね。
しかし広島はF東京に相性が良く、7勝3分3敗。
さらに今季の広島はシュート数がやたら多い。一方でF東京は無失点中だが意外なことに総シュート数は、打たれた被シュート数より少ない。
また広島連敗中とは言え、相手は対広島用に3バックにしてきた神戸と名古屋、4バックに対しては強さを発揮する広島の勝利は固い、と思いながらの観戦でした。



予想に自信を持ちながら観戦してたのに、開始僅か34秒で失点したときはTV消そうと思いました。
しかしこの試合では連携不足が不安としていた森保監督の心配をよそに、2シャドーが躍動。
11分、ドゥグラスが右サイドで2人をかわし折り返し柴崎が蹴り込んで同点。
その後もスピードに乗ったまま相手ゴールに迫り、立て続けにチャンスを作り出します。
14分、PAに走り込んだ柴崎が倒されたように見えたがノーファール。スロー映像でもわかりづらかったですね。DFが触ってないようにも見えますが、柴崎の倒れ方は触ったからのようにも見えますし…。
18分、左から中に切れ込んだ柏がミドル。逆サイドのバーに当たりゴールに吸い込まれるビューティフルゴール!…かと思ったら今度はなんとオフサイドの判定。
「いやいや全然触ってないし」「これはちょっとどうなの?」と思いましたが、審判の判定をリスペクト、リスペクト。



試合は後半37分浅野がドリブルでDFを2人かわし豪快に決め、決着。


この結果、FC東京の連勝は3でストップ。確か4連勝ってクラブ記録だったんですよね…また次があります。次です、次。3勝2分1敗の5位。
広島は逆転勝ちで連敗を2でストップ。内容も良かったですし次節も期待できますね。
3勝1分2敗の6位。



(5)浦和2-1横浜M
浦和はここまで無敗、失点もリーグ最小の2、更に内容も伴いかなり好調を維持しています。
特に後半ギアを上げてくるので、対戦相手としては前半に色々仕掛けたいところですね。



いきなりですがスタッツを見てみましょう。
シュート数、浦和12本・横浜7本です。
しかしこの数字、横浜のシュートうち6本は前半の数字です。つまり後半はシュート僅か1本だけ。
いかに後半の浦和が強いかがわかる数字だと思います。
さらに去年までの浦和ですと、失点(先制)→点を取りに行く→カウンター→失点を重ねる、のパターンがあったのですが、この試合は実に落ち着いていました。
試合後のペトロ監督のコメント「リードされると前がかりになりカウンターを受けてきたが、そのような展開でも試合をコントロールできるようになった。」
また「(最後の精度は不満だが)運動量、球際、規律も良かった」と監督自身手応えを感じているようです。ちょっと隙が無いようにも見えますね。



しかし、失点のシーンこれは結構前から浦和の弱点の一つなんじゃないかな?って思ってたのですが、「CBの間にスルーパス」これに意外と浦和DFの対応が甘い気がしています(←私の主観です)
浦和に敗戦したチームのコメントで「浦和はCBの槙野・森脇どちらかが上がってくるのでその裏を付いたのですが…」なんてのを以前からよく聞いたのですが、浦和からすればこんなことは当然想定内な訳で其の辺のマネジメントが出来てるからやってくると思うんですよね。
どちらかの選手が上がれば当然中盤の他の選手とかがカバーに入るわけですが、絶対なのは3バックの真ん中のCBは必ず空いた方のスペースにスライドする、ってことです。勿論それに追随してもう一人のCBもスライドしてくるんですが、この時サイドじゃなくて中央にも走り込むスペースあるんですよね。DF2枚だから。そこにスルーパス。
これペトロ監督嫌なんじゃないですかね?
上の前提だとCBは2枚、サイドには3バックの時以上にサイドに広大なスペースが空いています。サイドに出したいのも分かるんですが、浦和から見ればサイドに出された方が帰陣が間に合う(浦和の帰陣の速さはJ屈指です)可能性が高いから助かる気がします。
別にカウンターの局面に限らず、3バックというと中央が固くてWBの裏が空いてる印象ですが浦和や広島辺りは非常に固い。寧ろ中央に縦パスやスルーパスを出されると慌てる場面も何度か見たことがあります。
勿論こんなうまくいきませんし、(そもそもスルーが出させないように中盤の選手が動き回っている)ケースバイケースですが、試す価値はアリと思いました。



さて結果です。
幸先よく先制に成功した横浜ですが、前半のうちに逆転され後半強さを見せる浦和に完敗です。
いや本当に後半の浦和は強い。2勝2分2敗の11位。
浦和は唯一負けなしの4勝2分で堂々の首位。



(6)仙台2-3川崎
両チーム合わせて42本のシュートが乱れ飛び計5得点。
こういう点取り合戦は見る側とすれば最高ですよね。選手は大変だと思いますが…。



仙台はここまで無敗の失点は僅かに3。慎重に入る選択もあったと思いますが、攻撃時には人数をかけチャンスの場面では多くの選手が川崎のPA内に侵入していきました。
先制のシーンでも左からのクロスに対し3人が入り混戦からウィルソンが押し込みました。
また守備でも人数をかけ、川崎の猛攻をしのぎます。
印象的なのは前半32分のCKのこぼれ球から何度もシュートを打たれますが、必死に体を張って守ります。
一方の川崎、この日は大久保がキレキレでした。
後半25分、大久保のパスを受けた小林が冷静に切り返しDFをかわし同点ゴール。
更に2分後またも大久保からのスルーパスを今度はレナト。逆転に成功します。
仙台も多々良のゴール(後半35分)で追いつきますが、後半41分大久保に決められ川崎の攻撃の前に屈しました。



この結果、仙台は2勝3分1敗の7位。とうとう黒星がついてしまいました。
しかしこの試合で見せた闘士に次節も期待しないわけにはいきません。
川崎この試合も3バックスタートで後半に4バック。風間監督は失点を気にしているのかもしれませんが、ここまで13得点はリーグトップです。3勝2分1敗の4位。



(7)湘南0-2G大阪
G大阪、宇佐美4戦連続ゴール、リーグ4連勝と波に乗っています。
この試合G大阪はシュート10本と意外に少ないのですが、このうち半数の5本が宇佐美。彼の活躍ぶりが分かります。
一方の湘南、シュート数は7本。相変わらずいろんなポジションの選手が攻撃に関わり、シュートを打つのですがFWのシュート数1本はちょっと問題でしょうか。



この試合については別記事(「監督の決断」)で監督がどのようにチームを導いていくのかを両監督のコメントを元に推察しましたので、興味があればご覧下さい。


この結果、湘南は2勝1分3敗の13位。毎試合内容は可能性を感じさせられるのですが…もう少しFW陣にシュートの意識が欲しい気が…。
G大阪は4勝1分1敗の2位。強い、ホント強い。



(8)名古屋3-1清水
名古屋は「リアクションサッカー継続」のコメント通り、3バックを継続してきましたね。
まずは守備を考えてからのリスタート。結果も出ており、サポも喜んでいるのではないでしょうか。
ロングボール主体ですがポスト役の川又、セカンドボールを拾うだけでなく守備まで頑張る2シャドー、そしてなんといってもウィング~サイドバックまで何度も往復し守備にも攻撃にも厚みを持たせなければならない両WB。この試合でも結果を出しました。



一方の清水、これで公式戦7連敗。チームの士気が心配ですね。
シュートも名古屋の11本に対し、僅かに4本。結果、内容ともに伴っていない現状に危機感を持たざるを得ません。



この試合も監督が何を思い、何を意図していたのか別記事「監督の決断」に少し書きましたのでよろしければご覧になってください。


名古屋はこれで2連勝。2勝2分2敗で8位にまで上がりました。
清水はちょっと泥沼です。1勝1分4敗の16位。
まずは浮上のきっかけをつかみたいですね。次節までにどのようにチームを立て直すのか注目です。



(9)柏1-3鹿島
この試合は監督の采配がチームの勝敗に寄与していた部分が大きいと思います。
これも別記事「監督の決断」にちょっと紹介しています。
試合後の会見のコメントでサッカーにおける監督の重要性を私は再認識させられました。



それにしてもこの試合は平日(木曜日)のナイターにもかかわらず観客数は1万人を超えました。
両チームとも持ち味を出しあった好ゲームだったのではないでしょうか。



スタッツをみてみましょう。
シュート数は柏13本、鹿島14本。お互い厳しいプレスをかいくぐり決定機を何度も演出、技術の高さがわかる数字ではないでしょうか。



柏の攻撃は相変わらず見ていてワクワクします。(私は鹿島を応援していますので、ハラハラしましたが)
例えば前半17分の攻撃、後方から4本の縦パスをつないで決定機。これ全部ダイレクトなんですよね。しかも横パスなしで、一気に相手ゴールに迫る。これはこわい。
24分にも縦パス3本で決定機。心臓に悪いです。
83分の曽ヶ端のファインセーブなどがなければ、わからない展開でした。



ただ守備面ではクロスの対応とかはちょっと気になる感じですね。
失点も2桁してますから攻撃が怖い反面、守備面で課題があってこの順位なんでしょうか。


この結果、柏は2勝1分け3敗の12位。
う~ん、意外な順位です。この試合ハリル日本代表監督も視察に訪れましたが、新たに目に留まった選手はいたのでしょうか?
個人的には工藤選手はもちろん、大谷選手とかいいと思うんですが…。
鹿島は2勝2分け2敗で8位。これで4戦負けなしです。調子出てきましたね。




各サポーターの皆様、選手、監督、チーム関係者の方々、今回も熱い戦いをありがとうございました。
次節も熱い戦いを魅せてください。



この辺で失礼します。
おやすみなさい。




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