tiisanasabotennのブログ

サッカー大好きです。
やるのも好きですが、疲れるので見るほうが大好きです。
totoも予想したりします。2等は何回か当たったことがありますので、現在は1等当選を夢見ています。

出身地である水戸と鹿島を応援しています。
いつかJ1の舞台で水戸が戦う日が来るといいですね。

J1 第5節の結果

皆様こんばんは。

 
日曜日にJ1第5節の試合が行われましたね。
皆様の応援チームはいかがだったでしょうか?



(1)松本1ー3柏
この試合、柏が中3日なのに対し松本は8日のナビスコ杯に先発11人全員を入れ替え休養十分、更にホームの大声援を受けて序盤は柏を押し込んでいきます。前半13分には決定機、岩上が放ったシュートに喜山が頭でそらしバー直撃。これは惜しかった。更に18分柏の工藤が折り返しをダイレクトボレー、決まっていればスーパーゴールでしたが、松本GK村山がファインセーブ。



一方柏も徐々に押し返します。
21分、右からのクロスに大谷が頭で合わせて先制。このシーン松本はエリア内に多くの人数が戻っていましたが、後ろから飛び出してくる大谷を捕まえきれませんでした。
この1点目もそうでしたが、63分に生まれた2点目は「人もボールも動くサッカー」を標榜する柏の真骨頂でした。
大谷がエリア内に縦パスを入れ、やや中央で受けた工藤がトラップでサイドに流れ、自ら空けた中央のスペースにパス、工藤のあけたスペースに太田が走り込んでゴールと流れるような展開でした。素晴らしかったです。
その4分後にも太田のシュートがバーを叩きますがそこに工藤が詰め、3-0。試合を決定づけます。



後半アディショナルタイムに松本も怒涛の攻めで1点を返しますが反撃もここまで。
シュート数15本(柏は11本)、CK数9本(柏は5本)共に上回りますが決定力の差が出てしまいましたね。
守備では特に2列目以降から飛び出してくる柏の選手を捕まえきれなかったのが大きかったかもしれません。



この結果、松本は1勝1分3敗の16位。

決定機に後半アディショナルタイムに見せたあの迫力があれば…。
柏はACLと対称的に悪かったリーグ戦に勝利し、2勝1分2敗の8位。
柏の攻撃力はJ1ではG大阪と川崎に次ぐ破壊力を持っていますね。



(2)横浜M1-1仙台
totoの投票率では日程面での有利さとホーム開催、最近トラッキングシステムで上位を独占し好調という事で横浜に人気が集まっていました。別記事でも書いたのですが、私は「0-0のドロー。勝つなら仙台で1-0」と予想していました。根拠は日産での相性と横浜Mがうまくいっているとは見ていなかったからで、日程的な不利を踏まえてもドローが妥当と判断したからです。



さて、守備が売りの両チーム。随所に堅牢さが垣間見れました。
私が一番印象に残ったのは、後半2分リャンのシュートを栗原が顔面ブロックした場面です。
このシーン顔面直撃の栗原は直後にピッチに倒れ込むのですが、スロー再生で見てみるとブロックして跳ね返ったボールの行方を歪んだ顔で見ています。それで「あ、大丈夫だ」(って思ったかはしらないですけど)バタッっと倒れる。
う~ん、プロフェッショナルですね。



得点シーン。
先制は仙台です。こぼれ球をウィルソンが拾い、クロス。攻め上がっていた鎌田がジャンピングボレー。さすがの榎本もこれは防げません。こんなシュート1回は私も打ってみたいです。
このまま終了かな?と思っていた後半アディショナルタイム、横浜Mが追いつきます。
ゴール前の競り合いを仙台DFが必死にクリア。しかし、その落下点にファビオ。ダイレクトボレーでネットに突き刺します。抑えも効いた素晴らしいシュートでした。このシュートも打ちたい。



「前半は大味で構わない。0-0で推移すれば横浜が焦る」(仙台監督)という仙台の思惑通りだったのですが、最後の最後に追いつかれ痛み分けでした。
この試合シュート数では横浜が14本と、6本の仙台の倍以上放ちましたが…。



横浜Mは2勝2分1敗の7位。
仙台は2勝3分の4位と浦和・F東京と共に負けがまだありません。
好調を支える堅守が冴えていますね。



(3)名古屋2ー0広島
昨年は広島に2戦合計9失点してしまった名古屋でしたが、この試合は結果にこだわったリアクションサッカーを展開。対広島のスカウティングが実を結びました。
システムは4-5-1のままでしたが、面白かったのが永井の起用方法です。守備時にサイドバックにまで下がらせる大胆な采配で、広島のミキッチに裏を取らせまいとしていましたね。
この起用法は当たり、広島の攻撃の連携が今ひとつだったことも手伝いカップ戦含め今季初の完封でした。



さてその永井、先制も彼のスルーパスからでした。
前半のロスタイム、永井のパスを川又が芸術的なループ。これ、後ろからのパスでしかもダイレクト。難しいと思いますが、流石ですね。
シュート数では広島もほぼ互角でしたが、点が入りません。やはり高萩・石原が抜け、攻撃の連携がまだ未完成なのでしょうか。
86分、矢野が追加点を挙げ試合を決定づけます。



この結果J1・J2で唯一勝利のなかった名古屋が今季初のクリーンシートもお土産に、嬉しい初勝利をあげました。1勝2分2敗の12位。
広島は連敗です…2勝1分2敗の10位。攻撃の連携が課題ですね。


(4)清水2-3G大阪
ガンバが自慢の強力2トップの活躍で勝利。
宇佐美が2得点(前半29分、後半35分)いずれも高い技術力が光りました。
特に1点目のトラップは体勢的にも難しかったでしょうが、流石です。
パトリックは1得点(後半5分)、また宇佐美の2点目はパトリックの動きに清水DFがつられた結果でした。



一方の清水、これで公式戦6連敗です…。
しかし前節と比べ、明らかに守備の約束事が整理され意思統一は図れていたような印象を受けました。
プレス一つにしてもそうです。
前節の映像と見比べてみると面白いのではないでしょうか。



この結果、清水は1勝1分3敗の15位。
G大阪は攻撃が好調です。3勝1分1敗の3位。



(5)湘南0-1F東京
F東京はこれで4戦無失点ですか?守備にフォーカスすれば、今やリーグ屈指ですね。
ハリル日本代表監督も視察に訪れたこの1戦、やはり武藤が躍動しました。
湘南のマークをサイドに流れては剥がし、一瞬のスピードで剥がし、と短期間ですごく嫌な動きをすようになりましたね。ガンバの宇佐美もそうですが、若い攻撃的な選手は褒めて伸ばすのが合っているのかもしれません。
F東京はこの試合10本のシュート数なんですが、その半数が実に武藤です。
先制も相手DFの前に素早く体をいれヘッド。
湘南もすごく良く守っていただけにあの一瞬が悔やまれます。


さて湘南ですが、得点するための工夫を凝らしていますね。
スプリント数増加を意識してよりチャンスを作ろうとしたり、セットプレーもそうですし…私の勝手なイメージですが短所を直すより長所を伸ばすことに力点をおいている監督さんだと思いますので、質が向上してくればこれは面白い。この試合湘南は6本のシュートしかないんですが、全員違う選手が放っているんですね。
質が上がってくれば、どこからでも点が取れる…これは対戦するチームは嫌ですね。



F東京は3勝2分。負けなしと同時に、2失点はリーグトップタイです。
湘南は2勝1分2敗の11位。日々工夫を重ねていけば、終盤は手ごわいチームになっていそうです。



(6)神戸4-1甲府
一方的な展開でした。
ミラーゲーム大好き(勿論勝利のためにやっているのでしょうが)ネルシーニョ監督は戦前の予想通り3バック。となれば、マッチアップするサイドの裏を狙うというのは、最早常識。…なのですが、甲府はルーズな対応で、4分に早々と先制を許します。
このシーン、問題多すぎなので振り返ってみたいんですが、まず神戸の最終ライン(岩波)から、サイド裏にボールが出て高橋に渡る→高橋折り返す→石津決める、という流れなんですが、岩波→高橋→石津の3人殆どドフリーなんですね。
それで、更に石津が決めた瞬間の映像見ると神戸は後ろから相馬と森岡が後ろからPA内に走り込んでくる場面で終わるんですが、この2人に甲府は誰もついて行っていません。
GK除くと「ゴール正面」にいる甲府の選手は3人(一応ペナの端に他に2人いたが)なのに対し、神戸は5人PAに入ってきているんですね。これはかなり問題のシーンだと感じました。



2失点目は45分またも石津。切り返しが冷静でした。甲府とすれば痛い時間帯での失点でした。


3失点目はこれも問題シーンです。
甲府はPA内にフィールドプレイヤー7人がいましたが、シュートはブロックするんだけど、跳ね返したボールに対し誰も行かない。結果セカンドボールを拾いまくられて波状攻撃を受けてしまい失点。



甲府のMOMを挙げるとすればGKかもしれません。実際好セーブを少なくとも4回はしていました。

トラッキングを見てみましょう。甲府の3バックのスプリント数は同システムの神戸の3バックのほぼ2倍です。いかに守備に奔走させられたかが分かります。


4失点目はまさに今の甲府の問題点を浮き彫りにしたようなシーンだったと思います。
GKが折角セーブしたのに、味方の戻りが遅く、更にPA内に集まるだけでボールホルダーに対し誰も行かない…。



厳しいことも書きましたが、甲府の現状は第3者の素人から見て上記のとおりです。
ただこれだけ問題点が出尽くせば後は修正すればいいだけなので、今後に期待しましょう。



神戸は2勝1分2敗の9位。次節も3バックですかね?
甲府は1勝4敗の最下位。修正すればまだまだこれからでしょう。

(7)鳥栖1-0山形
完全に山形ペースでしたね。
スタッツを見てもシュートは鳥栖(5本)の倍以上の12本。バー直撃やオフサイドなど惜しい場面も多かったと思います。
しかしホームで強い鳥栖。流石ですね。最近あまり好調ではなかったと思うのですがキッチリホームのサポーターに勝利をプレゼントしました。



別記事にも書いたのですが、今季鳥栖は後半に失速する事が多いと思います。
今節までの5失点のうち実に4失点が後半15分以降の失点です。更には今節こそ取りましたが、得点も後半15分以降は無いのです。
これは他のチームからすれば対策が立てやすそうです。



鳥栖は3勝2敗の5位。開幕以来の得点を挙げた豊田、自らの30歳のバースディゴールとなりましたね。
山形はいい試合したんですが…。1勝4敗の17位。



(8)川崎1-1浦和
今節屈指の好カード。今節で最大の集客24992人を集めました。
川崎は風間体制になって対ペトロ浦和に4勝1分1敗と好相性。
浦和からすれば、J屈指の攻撃力を誇る川崎に対しては守りから入りたいところでしょう。
私は相性とホーム試合、更に最近の好調ぶりもあり開始から川崎がいつも通りの形で臨むのではないかと予想していましたが、3バックの前に中村憲をアンカーに変則4バックでスタートしましたね。
しかし先制した川崎でしたが、普段の脅威となる攻撃はなりを潜めシュートは僅かに7本。
後半はシュートを2本だけに抑えられ、運動量を上げ攻勢に出た浦和に押され気味の展開になります。



今季のこれまでの浦和を見れば、前半より後半の方が危険なことがわかります。
まず挙げられるのが被シュート数。これが異様に少ないのです。
次いで得点数も顕著です。これまで全6点のうち後半に5得点。
後半にギアを上げているようですね。



そんな訳で「1点リードじゃわからないな」と思ってみていましたが、土壇場で追いつかれる展開に。
この試合、ちょっと風間監督が策に溺れましたかね…。
川崎の長所が消されてしまった印象を受けました。



ところでこの試合、開始時にエンドかボールを選ぶ際浦和がいつもと逆のエンドを選んでませんでしたか?監督の判断か阿部の判断か分かりませんが、サポの声援を背中に受けたかったのかもしれませんね。


川崎は終了間際に追いつかれ痛いドローでした。2勝2分1敗の6位。
浦和は槙野がプレイで目立ってたような…。3勝2分のいまだ負けなし。2失点はリーグ最小タイです。



(9)鹿島1-1新潟
何故でしょう、鹿島は新潟にあまり相性がよくありません。
圧倒的な勝率(225勝43分81敗)を誇る鹿島スタジアムでも通算成績はほとんど互角です。
この試合も相性の悪さが出たんでしょうか。
スタッツを見てみましょう。
シュート数鹿島7本、新潟9本。
これまで1試合平均でリーグトップクラスのシュートを放っているにもかかわらず、なんとアウェイの新潟の方が多い数です。ちなみに今季一番少ない数でした。
鹿島のCB以外にはマンツー気味に守り、高い位置を取るサイドバックの裏を狙うシンプルなサッカーでしたがこれがハマリます。



先制されこれでACL含めいまだ無失点試合がありません。
後半開始早々、代わって入った植田がロングフィード、高崎が胸で落としたところに土居が入り込んで同点に。



う~ん、何かしっくりこないですね。
この結果、鹿島は1勝2分2敗の12位。
新潟も同じく1勝2分2敗、得失点差で14位。



各チーム好不調の波がありますね。
この点も踏まえながら、近日トトの予想模したと思います。



それではこの辺で失礼します。

おやすみなさい。


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W杯アジア2次予選の組み合わせ決定

皆様おはようございます。


14日に組み合わせ抽選会が行われ、日本はグループEに入りました。
同グループには、シリア・アフガニスタン・シンガポール・カンボジアが入りましたね。


2次予選は8グループに分かれ、各組の首位と2位の上位4チームの計12チームが最終予選に進みます。

この中で強敵を挙げるとしたら、やはりシリアでしょうか。
政情不安の為にアフガニスタンと共に中立国での開催になりそうですね。



さて、これに伴いハリル監督の会見も行われました。
「私の口には勝利という言葉が存在します。特にアウェイでやるときは自信を持ってやらなければならないと思う。全ての試合で厳しい要求をしていきたい」
「モスクワまで全部勝ちたい」



会見ではアウェイでの戦いでのメンタリティを重視していましたね。
何度も繰り返していたのが印象的でした。
「勇気」「自信」をもって戦えと。
その為に「いい準備をしたい」と。
「疲労回復や移動の準備を万全にして、アウェイでも良いコンディションで試合をしたい」と。
その上で「全部勝つ」と。
強者のメンタルを培い、最終予選に臨みたいということなのでしょうね。



日本の初戦はシンガポールです。
期待しましょう。








大逆転劇

     

皆様こんばんは。
今節の東京V-岐阜の試合で信じられないような大逆転劇が起こりました。
この試合、最下位に沈む岐阜は難波のハットトリックで前半30分までに3-0とリード。
そのまま前半を折り返します。
試合はそのまま進み、時間は既に後半39分。
ほぼ全員がこのまま岐阜の勝利を確信したと思います。
しかしそこからアディショナルタイムを含めた12分間でなんと東京Vが4得点。
見事4-3の大逆転勝利をおさめました。
…こんな展開ってあるんですね。
後半35分頃には、おそらく東京Vのサポーターは帰り支度を、監督は会見での敗者の弁を考えていたんじゃないでしょうか。中後の直接FKが決まった時点で、もしかして同点はあるかもしないと思いましたが…。
こういうことが実際に起こるんですよね、サッカーは。
逆に岐阜の選手やサポーターはショックでしょうね…。
ハットトリックの難波選手は試合後泣いていたと聞きますが、大丈夫でしょうか…痕に引きずらなければ良いですが。
それにしてもこの試合は両チーム問題点が多すぎた一戦とも言えますね。
東京Vはベテランの永井が流れを引き寄せましたね、しかし前半の戦いぶりは酷い。
連続3失点(前半14、19、27分)は結局13分の間に起こった出来事。
岐阜はそれを上回るハイペース(12分で4失点)で失点していったわけですが、浮き足立つと立て直しに手間がかかるってことですよね。両チームとも引き締め役というか鼓舞する役とか落ち着かせる役とか、ピッチの中でも外でもそういう役割を担う人材が不足しているって課題が浮き彫りになったんではないでしょうか。
あとはやはり監督の力量。
特に岐阜です。ラモス監督は試合後の会見で「俺は知らない」とか「(難波が)可哀想」とか言ってますけど、完全に他人事のようなコメントに終始し呆れました…。
後半18~32分までに立て続けに3枚のカードを切りこれ以上監督として動けなかったとしても、うまく時間使えとかサイドはやられても中央を厚くしろとか指示は出来たはず。
采配は数学じゃない、いくら守備の指示の数を増やしても結局逃げきれなかったかもしれない。それでも混乱しているピッチにはそういう手当やメッセージが必要だった。
挙句、上記のような突き放したコメントでしょ?怒る気持ちはわかるけど。
これじゃ選手はついて来ないよ。
コメントするなら「敗戦はオレの責任。サポにも選手にも申し訳なかった。次節は必ず勝つ」だと思いますよ?だってあなた監督でしょ?!試合終了と同時に次節に向けてすぐに気持ちを切り替えろよ!

すいません、私ちょっと怒っています。
ラモスの選手時代の熱いハートが好きだったし、言葉だけでなく気持ちのこもったプレーで引っ張る姿に感銘を受けた。その想いはこれからも変わることは無いでしょう。
しかし、監督には向いていない。
選手は監督の熱さや気持ちだけで動いているのではない。選手が監督に求めているのは勝つための理論・手段・方法だ。何故なら彼らはプロのフットボーラーであり、常に勝利を追求し続ける集団だからだ。
それら求めるものを提示できないなら、監督は必要ない。
次節切り替えて戦う岐阜の選手・サポそしてラモス監督を応援しています。
良い試合を見せてください。